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アルバート・ウェスカー

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アルバート・ウェスカーAlbert Wesker)は、カプコンのゲーム『バイオハザード』シリーズに登場する架空の人物。

登場作品は『バイオハザード0』(以降、『0』)、『バイオハザード』(以降、『1』)、『バイオハザード CODE:Veronica』(以降、『CV』)、『バイオハザード4』(以降、『4』)、『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』(以降、『UC』)、『バイオハザード5』(以降、『5』)、『バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ』(以降、『DC』)、『バイオハザードIII』(以降、『III』)、『バイオハザードIV アフターライフ』(以降、『IV』)

なお、ゲーム版を初め様々な媒体では名字の「ウェスカー」が通称や表記に用いられているが、本項では名前の「アルバート」で表記する(理由は後述)。

キャラクター設定 編集

ラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.(スターズ)総隊長にして、同隊アルファチームのリーダー。生物工学に精通し、その知識を陸軍に買われて技術将校となり、民間企業の要職を経てS.T.A.R.S.中心人物として抜擢されたという、異色の経歴を持つ(民間企業とはアンブレラのことだが、元技術将校の経歴は偽称の可能性もある、しかし、過去にはなんらかの形で軍事訓練を受けたことがある模様)。金髪のオールバック、夜間でも外すことのない漆黒のサングラスなど、その風貌は威厳と冷徹さに満ちている。本来ならば、副隊長兼ブラヴォーチーム・リーダーのエンリコ・マリーニが年齢や技能、そして人望の点からも隊長になると思われていたが、スポンサーであるアンブレラの肝煎りでアルバートが隊長に就任することとなった。それでも、指揮官としては非常に有能。射撃技術も寄宿舎で飛行するワスプを難無く撃ち落とすなど、優れた技術を見せる。『CV』『4』『UC』『5』では、一部でプレイヤーキャラクターとして操作可能。また、後述するが自身に投与したウィルスに適応してからは超人的な能力を得て、『4』『5』では強力な体術や、映画『マトリックス』に登場したエージェントのような弾丸避けも駆使する。趣味はフットボールと戦史研究。身長183cm(『5』では190cm)、体重84.5kg(『5』では90kg)、年齢38歳(『5』では48歳)、血液型はO型。

生い立ちに関しては、『5』でオズウェル・E・スペンサーの口から「ウェスカー計画」という、アルバート自身も知らなかった事実が語られる。スペンサーはウィルスを使った強制進化で新人類の創造主となる野望成就のため、完璧な肉体と頭脳を持つ従順な被験者を育成することを計画。世界各地から才のある子供を集めてその全員に「ウェスカー」の名を与え、アンブレラによる庇護や極秘裏の監視の元で英才教育を施した後、全員に様々な手段で謎のウィルスを投与させ、生き残った者を次の段階へ移行させようと目論んだ(同期でライバルのウィリアム・バーキンからアルバートが受け取ったウィルスも、実は自身に投与させるための策略であった)。しかし、この実験はアルバートとアレックスの2名を除くほとんどのウェスカーが死亡するという結果に終わり、アレックスの失踪やアークレイ研究所で起きた生物災害事件(「洋館事件」)のトラブルも重なって計画は頓挫してしまう。唯一のウェスカーとなったアルバートの資質と成長にスペンサーは満足していたが、真実を知ったアルバートは自らがスペンサーの野望に取って代わることを決意し、直後に彼を殺害した。

スペンサーが満足するだけあって非常に悪意に満ちた、ヒーロー的要素が大きくかけている人物であるが、シリーズによっては主人公を務めることもあるなど一応ダークヒーロー的な存在である。

洋館事件前の経歴 編集

元々、アルバートは生物工学を専門とした科学者であった。1970年代には、アンブレラの幹部養成所に幹部候補社員として所属。しかし、アンブレラ現総帥であるスペンサーの指揮下、黙々とT-ウィルスの研究を続けていくうち、アルバートは次第に「アンブレラをも超え、世界の頂点に立つ」という野望を秘めるようになっていった。

アルバートはウィリアムと共謀し、当時自らが所属していた養成所の所長であると同時にアンブレラ内でスペンサーと権力闘争を繰り広げていた、ジェームズ・マーカス博士を殺害。スペンサーの下、その地位を確固たる物とした。

ウィリアムがマーカスの研究を引き継ぎ、研究を続けていたT-ウィルスが完成の域に達した頃、科学者としての限界を感じ始めたアルバートは、諜報部に転属。それと同時に、ライバル企業へ転身する機会をうかがうようになる。

バイオハザード0/バイオハザード1 編集

アンブレラの計らいでS.T.A.R.S.隊長に就任したアルバートは、洋館事件を利用してライバル企業への手土産とするT-ウィルスや、それによって生み出されたB.O.W.(バイオ・オーガニック・ウェポン)とS.T.A.R.S.を戦わせた実戦データを回収しようと画策。先遣隊として洋館へ派遣させたブラヴォーチームを乗せたヘリコプターが墜落するように仕向けた後、クリス(もしくはジル・バレンタイン)の活動も虚しく隊員が次々と命を落とす裏で暗躍し、B.O.W.の実戦データを回収していく。計画に気付いたエンリコについては、自らの手で射殺した。その上で計画をより完璧なものとすべく、アルファチーム隊員のバリー・バートンに家族を拉致したという旨を告げて脅迫し、自らの手駒とした(実際にはブラフに過ぎなかったが、拉致しなかったのはアルバートの独断によるもので、他者のサポートが無いためだが、最大の理由は家族を愛するバリーの心に付け入ることが容易という判断から)。最終的には、研究所でアルバートの正体を突き止めたクリスやジルらの面前で、T-ウィルスが生み出した究極兵器「タイラント」(T-002型)による死を偽装するも、これは失敗した(クリスやジルによって、ライバル企業への手土産だったタイラントを倒された結果)。

アルバートは力尽きる直前、予めウィリアムから貰っていた詳細不明のウィルスを注入しており(『5』にて、スペンサーの差し金による試作段階のT-ウィルスと判明)、それによって得た超人的能力で死の淵から復活し、ゾンビやリサ・トレヴァーを退けて洋館からの脱出に成功した。

バイオハザード2 編集

作品自体にアルバートは登場しない(ファイルや登場人物たちの会話の中で、名前や写真が登場するのみ)。

一度死亡したことによって、アンブレラのライバル組織「H.C.F.」のメンバーとなったアルバートであったが、アンブレラ幹部のセルゲイ・ウラジミールの根回しから制御コンピュータ「レッド・クイーン」に妨害され、洋館事件の際に十分なサンプルを持ち帰ることが出来なかった。その後は名誉を挽回すべく、ウィリアムの手によって完成していたG-ウィルスの奪取を目論む(この様子は、『UC』で描かれている)。同組織のエイダ・ウォンと平行して暗躍するも、レオン・S・ケネディクレア・レッドフィールド、そしてU.S.S.(アンブレラ特殊工作部隊)のハンクによる妨害を受け、サンプル奪取は適わなかった。その後、レオン達の去った後に残っていたG生物の死骸からエイダに採取させたG-ウィルスを入手したことで、ようやく無能の汚名を返上する。

バイオハザード2の後/バイオハザード CODE:Veronica 編集

アルバートはG-ウィルス入手で満足することなく、次なる2つのターゲットを決める。1つ目はラクーンシティ壊滅後にアメリカ合衆国当局に保護されていたウィリアムの娘である、シェリー・バーキン。G-ウィルス以外にもウィリアムによって生み出された何かがシェリーに隠されていると考え、当局の警戒を潜り抜けて彼女の身柄を抑えることに成功する。続く2つ目はかつてウィリアムを大いに苛立たせたほどの天才、アレクシア・アシュフォードが生み出した、T-Veronicaウィルス。T-Veronicaウィルスを奪取すべく、自らロックフォート島や南極基地へ侵入した際、クリスやクレアと遭遇。本来はアレクシアをサンプルとして奪取する予定だったが、T-Veronicaウィルスによる彼女の戦闘能力の高さ(PS2版では善戦したが、DC版では一方的に痛めつけられていた)と、クリスとクレアによる妨害のために失敗してしまう。しかし、その後にT-Veronicaウィルスを投与されたスティーブ・バーンサイドの遺体を、サンプルとして奪取することに成功。脱出間際には、因縁のあるクリスと一対一での決闘を行うが、爆風に巻き込まれて顔に火傷を負い、撤退。この場で決着は付かなかった。

バイオハザード アンブレラ・クロニクルズの「アンブレラ終焉」 編集

アルバートは、アンブレラ倒産直前のアンブレラロシア支部にアンブレラのデータが集中していることを知り、クリス達を利用してアンブレラの機密データの奪取計画を立てる。クリス達が到着する前に予め下準備を整えておいたなど不審な点も目立つが、『UC』小説版では、ロシア政府が彼らに仕掛けていた盗聴器を傍受していたことが判明している。クリスのことは相変わらず憎んではいるが、その一方で彼の能力を誰よりも高く評価していた。T-ウィルスに汚染されたロシア支部に単身で乗り込んでセルゲイを倒した後は、レッド・クイーンからアンブレラのデータを奪取してレッド・クイーンそのものを消去し、クリス達と遭遇する前にロシア支部から立ち去った。

バイオハザード4 編集

アンブレラ倒産後も活動を続けているアルバートは、アンブレラの復活に向けて動き始める。スペインを根拠地として活動を続けるロス・イルミナドス教団の持つ寄生体「プラーガ」を狙って、エイダやジャック・クラウザーを派遣。その頃、誘拐されたアシュリー・グラハムを捜索すべく訪れたレオンによってまたも計画を妨害されかけるが、最終的にエイダはサンプル回収に成功している。

立場的にはエイダやクラウザーより上であるが、H.C.F.上層部からの信用はエイダより薄い。『エイダズレポート』には「組織の命令によりアルバートには別の物をプレゼントした」という旨の記述があり、具体的に何を渡されたのかや彼の反応については触れられていないが、『4』終了時点でサンプルそのものはアルバートの手元には渡っていなかった模様。『5』時点でサンプルを用いた応用実験の数々を成功させた経緯も不明のままで、このレポートの内容にも謎が多い。

アンブレラ終焉後及び『バイオハザード5』の3年前『Lost in Nightmares』 編集

アンブレラ崩壊以来、行方をくらまして隠遁生活を送っていたスペンサーの居場所を突き止める。スペンサーから、彼の野望とアルバート自身の出生の秘密を聞かされた後に彼を殺害し、野望を引き継ぐことを宣言。その直後、同じくスペンサーの捜索に訪れたクリスとジルの襲撃に遭うも、超人的な身体能力(発射された弾丸を視認してから回避、ほぼ瞬間移動のような高速移動、クリスやジルを遥かに凌駕する筋力など)で2人を圧倒。クリスに止めを刺そうとしたが、ジルの決死の突進により失敗し、彼女と共に屋敷の窓から谷へ落下して行方不明となる。

しかし実際は死んではおらず、普通なら落ちれば助からない高さを超人的な能力で崖を滑り、落下速度を抑えていた。そして共に落下したジルを殺さずに回収してトライセル社に運び、ウロボロス・ウィルスの研究に利用していた。

バイオハザード5 編集

アルバートは、トライセル社アフリカ支社長のエクセラ・ギオネと共に、アフリカで起きたバイオテロの裏で暗躍していた。今作では、超人的な身体能力を引き起こす源となっている体内のウィルスは不安定であり、専用の安定剤「PG67 A/W」で抑制していることが判明する。

トライセルやエクセラ、そしてジルを利用し、T-ウィルスやG-ウィルスを上回る脅威であるウロボロス・ウィルスを完成。これを世界中へ拡散させ、自身と同じくウィルスに選ばれた人間のみが生き残り、新しい秩序が築かれた新世界を作り出そうと画策する。やがて、エクセラを裏切り、ウロボロス・ウィルス搭載ミサイルを積載した爆撃機を離陸させることには成功するも、クリスと彼の新たなパートナーであるシェバ・アローマに妨害されて火山へ墜落してしまい、計画は失敗に終わる。

しかし、クリスとシェバに安定剤を過剰投与させられた上に高高度から落下させられたにもかかわらず生きており、怒りに任せてミサイルから全てのウロボロス・ウィルスを自らの体内に取り込んで暴走状態を発生させ、2人へ襲い掛かる。

そして敗北。足場が崩れて溶岩流の中へ落下しつつも、脱出を目指す2人の乗ったヘリコプターを掴んで道連れにしようと最後のあがきを見せる。最終的に、2人からトドメとなるRPG-7の攻撃を受け、完全に倒された(生死は確認されていないが、カプコンの川田将央プロデューサーは「アルバートは死亡した」と公言している)。

実写映画 編集

バイオハザードIII 編集

俳優はジェイソン・オマラで、日本語吹き替えは立木文彦が担当している。本作では、坊主頭に近い髪形。ゲーム版とは同姓同名の別人という設定であり、アンブレラを抜けてはいない。生き残ったアンブレラ関係者で最高の地位にあるらしく、作中で行われる会議では議長を務めている。北米支部のサミュエル・アイザックスにアリス計画とアンデッド飼い慣らし研究を進めさせていたが、彼の独断専行などは警戒している(事実、アイザックスはアルバートの声を加工し、自分に都合の良い命令を偽造していた)。ラストでは、東京の地下に拠点を移していたことが発覚する。

バイオハザードIV アフターライフ 編集

今作にも登場するが、俳優はショーン・ロバーツに変更された。東京の地下要塞を拠点にT-ウイルスの研究とアリス計画の指揮をしていたが、冒頭でクローン達を率いたアリス・アバーナシーの襲撃を受けると、特殊爆弾で要塞ごとクローンアリス達を一掃し、自身は一人飛行機で逃亡する。密かに飛行機内に乗り込んでいたオリジナルのアリスと対決するが、アリスにT-ウィルスの中和剤を投与して、彼女から超人的能力を奪った。そして、中和剤の影響で戦うこともままならない彼女を追い詰めるが、それに気をとられるあまり飛行機が富士山に墜落するのを止められず、重傷を負うが自身の肉体にT-ウィルスを投与して一命を取り留める。その後はアリス達が感染の恐れのない安住の地と信じていた船『アルカディア』を拠点に、各地で無線で呼び寄せた生存者達(劇中の台詞によると約2000人)を捕らえ研究の実験台にしていた。しかし、T-ウィルスの影響が強すぎて能力的にはゾンビやマジニを遥かに超越する力こそ得たものの、肉体自体は不安定となり、本来研究の実験台にするはずの生存者を食い殺しては人間のDNAを取り込んでかろうじて安定を保っていたが、それでも完全ではなく、目の瞳孔は爬虫類の様な形となり、赤く発光するようになった。そのため、彼に恐れをなしたアルカディアの乗組員達は全員逃亡してしまう。

東京での戦闘以降、アンブレラ社の衛星監視システムを用いて監視していたアリスがクリス・レッドフィールド、クレア・レッドフィールド兄妹と共にアルカディアへやって来ると、先述の乗組員達に代わる新たな部下にしたベネットや、ペットである2匹のアジュレと共に迎え討つ。これまでの実験で唯一T-ウィルスに完全対応したアリスのDNAを取り込む事で自らの肉体を安定させようと、原作の『5』での彼を思わせる弾丸避けや、高速移動などの、アリスとは別方向の超人的能力で、彼らを窮地へと追い詰めるものの敗れる。しかし、アリス達が去った後驚くべき生命力によって蘇生してベネットを食い殺し、傷を回復させる。再び飛行機で逃亡してアルカディアを特殊爆弾で一掃しようと謀るが、特殊爆弾はアリスによって飛行機の中に移されており、飛行機そのものが爆破される。劇中終盤では爆破直後、飛行機から降下するパラシュートが微かに見えており、生存説が囁かれた。

その他の登場作品 編集

『MVC3』での技一覧 編集

特殊技 編集

サムライエッジ

必殺技 編集

先崩掌打(せんほうしょうだ/Cobra Strike)
覇砕双剛掌(はさいそうごうしょう/Ghost Butterfly)
高速翻身(こうそくほんしん/Phantom Move)
迅速移動(じんそくいどう/Jaguar Dash)
轟砲膝(ごうほうしつ/Jaguar Kick)
先崩掌打(せんほうしょうだ/Cobra Strike)
昇甲掌打(しょうこうしょうだ/Tiger Upper Cut)
高速翻身(こうそくほんしん/Phantom Move)
猛衝脚(もうしょうきゃく/Mustang Kick)

ハイパーコンボ編集

鎖巡型(さじゅんけい/Phantom Dance)
サングラスを外し、画面全体を縦横無尽に駆け回る。
獄突(ごくとつ/Rhino Charge)
当て身技。成功すると、閃光を纏った貫手で貫く。
連環殺(れんかんさつ/Lost in Nightmare)
Lv3専用ハイパーコンボ。その場で打開を繰り出し、ヒット時は高速で無数の打撃を浴びせ、最後に空中からウロボロス・ウィルスを仕込んだミサイルを投げ落とす。
技名の「連環」とは、このウロボロスの事を指している。

ウェスカーを演じた声優編集

Selgio Jones(『1』)
リチャード・ウォー(『CV』『0』『4』)
Peter Jessop(『1』(リメイク))
D.C.ダグラス(『UC』『5』『DC』)
th:อัลเบิร์ต เวสเกอร์

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