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ラクーンシティ

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テンプレート:世界の市 ラクーンシティRacoon City)は、テレビゲームバイオハザードシリーズ』に登場する架空都市である。

各作品の名称は、バイオハザードシリーズの登場人物に準じた形で略している。

概要 編集

アメリカ合衆国中西部にある森林に囲まれた架空の小さな都市で、元々は小さな田舎町だったが、アンブレラの工場が郊外に建設されたことを受け、飛躍的に発展した企業城下町となる。

地理 編集

北部にはアークレイ山地と呼ばれる美しい山脈が連なり、観光地となっている。市は四方を山地に囲まれた山間部にあり、市外との交通手段はハイウェイ1本のみと、交通の便は良いとは言えない。市内を流れるサーキュラー川、マーブル川がある。

そのために事件発生の際には外部との連携が遅れ(外部への連絡を故意に妨害され)、街の異変を察知した時には、既に絶望的な状態に陥っていたものと考えられる。

なお、隣町の1つにストーン・ヴィル[1]という町がある。

アークレイ山地
ラクーンシティにほど近い郊外にある山地。自然が豊富であり、登山者も多い。ここに於いてスペンサー卿が洋館およびアークレイ研究所を建造、ウイルス実験を行っていた。ラクーンフォレストや、観光地としても知られるヴィクトリー、ラクーンシティの水源であるラクーンダムが存在する。

歴史 編集

  • 1960年 - マイケル・ウォーレンが技術者としてラクーンシティを訪れ、街の電化を始める。
  • 1968年 - 路面電車が建設される。
  • 1969年 - カイト兄弟により地下鉄が開通。アンブレラが市郊外に工場を建設(詳しい年月日は不明)。これを契機として街が飛躍的に発展する。この年にはラクーン警察署「R.P.D.(Racoon Police Department)」が設置されている。
  • 1987年 - マイケル・ウォーレンが市長へ就任。
  • 1992年 - アンブレラの援助でラクーン市庁舎が改築される。同年にラクーン総合病院が設立。
  • 1994年 - ラクーン大学の大規模改装が行われる。
  • 1996年 - R.P.D.内に新部署として特殊部門「S.T.A.R.S.(Special Tactics And Rescue Service)」が設立される。
  • 1997年 - 市民グループによる環境保護調査団によるとこの年から市内の主な河川及び下水道に流れる汚染物質のペースが急増。
  • 1998年 - アンブレラ事件発生。
    • 5月11日 - アンブレラのアークレイ研究所にてバイオハザードが発生。市郊外やアークレイ山地で怪事件が相次ぐ。
    • 7月24日 - S.T.A.R.S.がアークレイ山中の洋館へ投入され、アンブレラの研究所は爆破される(洋館事件)。
    • 9月上旬 - ラクーン総合病院で感染者が確認される。
    • 9月下旬 - ラクーン市内でバイオハザードが発生し、ラクーンシティは壊滅状態に陥る(ラクーンシティ壊滅事件)。
    • 10月1日 - アメリカ政府の議決した滅菌作戦によりラクーンシティは消滅する。

(なお、1998年に起きた一連の事件「アンブレラ事件」については後述

機関・施設 編集

ここでは、ラクーンシティにある主な機関や施設に就いて説明する。『Biohazard archives Since 1960〜1998』に詳しい地図が掲載されているので、それも参照のこと。

公共機関・施設 編集

ラクーン市庁(市役所
行政の中心であり、街の心臓部である。アンブレラの援助で建造され、庭には現市長のマイケル・ウォーレンの像が立つ。シンボルは、市庁舎前道路に面した門にある12個の宝石があしらわれた大時計。
ラクーン警察 - R.P.D.(Racoon Police Department)
街の中央部に位置する市警察。署長はブライアン・アイアンズ。美術館だった建物を市が買い取り、警察署として改修した。そのため、署内にはシンボルである女神像を初め美術館時代の名残や、旧式な設備であるゆえの老朽化が至る所に見られる。その一方で、『バイオハザード アウトブレイク FILE2』(以下『OB2』)では神経ガス発生装置といった防犯設備を初め、様々な仕掛けが施されている。地下駐車場を一時避難所として開放していた。なお、ゲーム内でプレイヤーが行ける部分には、トイレが一切存在しない
ラクーンシティ総合病院
街の北部に位置する市内唯一の総合病院。アンブレラの出資により設立された。最新の医療設備が設けられており、高度な医療行為にも対応した病院である。在籍する医師も優秀で、独自で奇病の正体をウイルスによる感染症と見抜き、ウイルス抗体の研究を完成させる者もいた。4FからB4Fまであり、地下には下水道が繋がっている。1998年10月1日に、ニコライによって爆破された。
セントミカエル時計塔
路面電車の沿線に位置し、ラクーン総合病院の隣にある大きな時計塔。街の名所として、絵葉書にもなっている。塔内には礼拝堂のほかに寝室や食堂も併設され、修道士や修道女が住み込みで詰めており、教会としての役割も担っていた。ラクーンシティの祭典「セントミカエル祭」は、この時計塔で行われていた模様。
ラクーン市立公園
セントミカエル時計塔の裏手に位置する市営公園。園内は豊かな水に溢れており、整備が行き届いている。しかし林道の奥には閉鎖された鉄門が存在し、立ち入り禁止となっている。園内には墓地も存在する。
ラクーンスタジアム
確認できる内でラクーンシティ唯一のスポーツ施設のスタジアムであるが、正確な位置は不明。9月24日(推定)の昼に観客の1人がゾンビ化して50人余りを負傷させた結果、皆がその場で暴徒化。これが、ラクーンシティ最初のバイオハザードとなった。
ラクーン動物園
ラクーンシティ唯一の動物園。マスコットは「ラクーン君」。ゾウのオスカーのパレードやライオンのショーなど、観客を飽きさせないイベントを行っている(ただし、オスカーは1998年に引退)。水棲生物を鑑賞できる湖畔エリアや、植物を鑑賞できるジャングルドームを設けたほか、550号を超えるチラシ『ラクーン・ズー・ニュース』を発行していたが、そういった華やかな運営の裏では職員による原種ランの密売が問題となっていた。
ラクーン大学
ラクーンシティの唯一の大学で、数々の優秀な卒業生を輩出している。建物は第二次世界大戦前に日本人建築家が設計した館であり、構内にはラクーンシティ出身の芸術家の作品などが飾られている。また、構内の実験室では同大学のグレッグ博士の手で密かにT-ウィルスや独自B.O.W.の研究が行われていた。河川に隣接しており、簡易な桟橋がある。地下には、下水施設や地下鉄の旧引き込み線も存在しており、排気塔へ繋がっている。バイオハザード発生時には、U.S.S.隊員の破壊工作によって一部が崩壊した。4年前に大規模な改装がされた。[2]。事件発生当時もまだ一部改装途中で、機材が残ったままであった。
ラクーン高等学校
設定上にのみ存在し、作中には未登場。アップタウンの警察署の南東に位置している。
ラムズ美術館
『OB2』にて名前のみ登場。メモ「ラクーントゥデイ」に出てくる。1998年2月に閉館したが、6月10日付けの記事によると国際法に引っかかている恐れがある野生動物の剥製計200点を競売に違法出品していたことが判明し、ラクーン市警から売買品目リストを提出するように求められた。
ダグラス刑務所
『OB2』に名前のみ登場する。9月に囚人の脱獄未遂事件が起きた。
カイトブロス・レールウェイ (地下鉄)
カイト兄弟の手で創設された。1969年施設当時は3区間しかない小規模なものだったが、アンブレラの援助で8区間にまで拡大された結果、市民の足として欠かせないものとなっている。『OB2』に登場する駅は、西側のトンネルが崩落して通行不可。また、東側トンネルにはギガバイトの巣があり、これによって火災事故を起こしていた。地下では配水管が破損し、漏水を起こしていた。配管の老朽化やトイレの漏水、構内備品の無断使用や紛失といった問題も生じていた。 
交通バス(路線バス)
事故発生当時、多くの交通バス(路線バス)は交通事故などによって機能を停止していた。警察署の近くでは、「33番系統MIDTOWN行き」のバスが激突事故を起こしていた。
路面電車
『3』『OB2』のシナリオ「咆哮」で登場。ラクーン動物園正門前に「トラムターミナル」駅の存在が確認できる(駅の看板にはRaccon Zoo Stationと記されてる)。車両基地に4時間ごとに避難用の救助ヘリを派遣していたが墜落。交通バス同様機能はほぼ停止していた模様。路線は市の中央を走る「ラクーン中央線」から西に「ラクーン-アークレイ線」、東に「ラクーン-ストーンヴィル線」が分岐している。
廃病院
アークレイ山地内にある3階建ての廃病院。アンブレラ社の違法薬剤を患者に対して臨床実験し、病院側が報酬を得ていたことが明るみになり廃院となった。『OB2』登場時には閉鎖から数年が経ち、院内には地下の特別病室から生える巨大な植物が繁茂していた。植物の侵食と建物の老朽化で至る所が崩落している。
下水道・下水処理施設
ラクーンシティの地下に広がる巨大な公共設備であり、各地のモニター室でコンピュータ制御されている。各研究施設へと繋がっていたことから、研究員が秘密裏に移動するための経路として活用されていた。また、奥には市郊外の工場(地下研究施設入口)へと続く極秘のケーブルカーが存在する。アンブレラ事件の際には、T-ウィルスがアンブレラ製薬研究所から下水道に漏れ、それが上水道に伝わり一気に拡まったのが、被害拡大の最大の要因である。
変電所
アップタウンの警察署の東に位置。発電所からの電力を市内に配電している。『3』時には既に無人化していたが、システムは自動で稼働していた。

民間・商業施設 編集

ケンド銃砲店(KENDO)
フラワー通りに面し、警察署の隣にある銃砲店。店主はロバート・ケンド。S.T.A.R.S.隊員達との親交が深く、カスタムハンドガンを納入したりもしている。
マックリーズ
『OB2』に名前のみ登場。強盗の被害にあった銃器店。ダウンタウンのクレメンス通りに位置。
アルカス洋服店(ARUKAS)
ケンド銃砲店と同じ通りにある洋服店。背景として登場する。スペルの「ARUKAS」を逆に読むと「SAKURA」となる。
アップルイン(Apple Inn)
観光客向けのホテル。一人1泊25ドルと良心的な価格が人気。旅行者や学生が多く利用する。様々な料理コースが堪能できるのも売り。
警備員は交代制で、住み込み警備室を生活空間として利用している。中には趣味のモデルガンを持ち込み、棚に飾る者もいた模様。
J's BAR [3]
ラクーンシティ中心街に店を構えるバー。シンディ・レノックス、ウィルはここで働いていた。3階建てのビル全てをこの店舗として使用している。店長がワイン通として有名で、世界各国のワインが堪能できる店として人気が高く、R.P.D.署員がこの店をよく利用していた。2階にはスタッフルーム、3階には大きな酒倉庫があり、保管されている酒は百数十種類に及ぶ。
BAR JACK
R.P.D.の職員がよく利用するバー。『3』にのみ登場し、ジルとブラッドの再会の場となる。
Elephant Restaurant
ラクーン動物園裏門正面にあるレストラン。
ラクーンプレス
市庁舎のすぐ近くに居を構える3階建てのローカル新聞社。町に突如起こった猟奇事件の取材に追われていた。「ニューズコメット」「メガスクープ」「デイリーラクーン」などの新聞や雑誌を出版している。また、『OB』と『OB2』に登場するアリッサとカートは、ここの記者。
ラクーンウィーク
地方新聞社。所在地不明。
ラクーンタイムズ
前2社と競合している新聞社。出版物は「ラクーンタイムズ」など。
Grill13/CAFE13
3』に登場するレストラン。ジルとカルロスの出会いの場となる。ゲーム中では看板に「Grill13」と書かれているが、『biohazard archibes』には「CAFE13」と表記されている。
映画館
Grill13の隣にある映画館。入口はゲートが閉まっていて入れないが、「THEATER」のネオンが点灯したままになっていた。
H&M
BAR JACKと同じ通りにあるブティック。『3』では1周目をクリアすることで2周目に鍵が手に入り、1周目のランクに応じてコスチュームチェンジができる。
AMAGOMIHS
フラワー通りにある洋服店。スペルを逆から読むと、『2』の制作スタッフの姓になる。
AMISET
路面電車の停留所向かいにある店。上記と同じく、逆から読むとスタッフの名前(テシマ)になる。
Eagle's Pet Shop
駐車場裏手にあるペット・ショップ。店名の「Eagle」は某作品のキャラが由来であるとされる。
GRADY'S INK
『3』のオープニングムービーに登場するインク屋。店の看板のすぐ下に「アンブレラ」の社名が書かれているため、アンブレラ系列の可能性がある。
光瑠
市庁舎そばの狭い路地にある日本料理店。
CAFE CQA
ダウンタウンの商店街にあるカフェ。シャッターが降りている。
STAGLA
市役所裏手にあるガソリンスタンド。車が大量に放置されている。機械油から引火し、爆発を起こして崩壊した。
L,E,BOOKS
R.P.D.前にある本屋。入口は廃車で塞がれている。
Shop house BLUE MOUNTAIN
倉庫そばの商店街にある店。バリケードで塞がれているため、何の店かは不明。
DELI FREE DELIVERY
アップルイン前の通りにある店。デリバリー出前)のデリカテッセン(惣菜店)であるが、配達商品は不明。
RACOON MALL
大通りの歩道橋西側に位置するショッピングモール。登場時には閉鎖されていた。
Stone X Shop
大通りに面した店。何の店かは不明。

アンブレラ関連施設 編集

製薬工場
30年ほど前に誘致した工場。主に市販薬を製造しており、町に多大な経済効果をもたらした。クリーン企業のイメージがある、アンブレラの表の顔の1つ。
洋館 / 研究所
正式名称は「アークレイ研究所」。アークレイ山中にある謎めいた豪邸。アンブレラ会長のスペンサー卿の私邸としてジョージ・トレヴァーによって建造された。地下に大掛かりな研究施設を有し、ウイルスを利用した生物兵器研究を行っていた。完成したタイラントがおかれている。ラクーンシティを襲った悲劇の始まりの場所。
工場 / 地下研究所
郊外の工場地帯地下に存在し、アンブレラが極秘裏に行っている生物兵器の研究施設。非常に高度な設備を持っており、万一の場合に備えた自爆システムも存在する。地上部分は工場に偽装されており、地下施設内部へは工場の列車ターンテーブルを模した巨大エレベーターで降下。最深部には非常用の鉄道の引き込み線があり、市外へ繋がっている。
廃工場 / 処理施設
ラクーン市営公園の奥側に存在。公園側からは立ち入り禁止の門を越え、吊り橋で渓流を渡らなければならない。アンブレラの研究施設の一部であり、入口を廃工場として偽装している。処理工場や焼却処理工場、廃棄物処理施設とも呼ばれる。地下研究所から出る有害物質の処理などを行っており、稀に民間人が迷い込むことがある。その際は即時射殺されるか、確保されて研究所にて、人体実験の素体にされる(素体確保の場合、研究所から手当が給付される)。
営業所
アップタウンの端にあるアンブレラの営業事務所。ネメシス計画の一翼を担っていた。薬品倉庫を有している。
開発センター
生物兵器の研究施設のうちの1つ。ハンターなどの培養実験や、抗ウイルス試薬の開発などを行っていた。タイラントT-400が保管されている。下水道につながっており避難経路になっていた。他の主な施設と違い、郊外ではなく市街地中心部の大通り近くにあるが一般にはあまり知られていない。

アンブレラ事件について 編集

アンブレラ事件とは1998年にラクーンシティで発生したバイオハザードと、それに関連する事件のことである。

事件の序章(洋館事件)編集

発端
1998年6月頃、犬型モンスターの目撃情報が相次ぐようになると新聞が報じる。
実際は、それから遡って5月頃には既に洋館、研究所、養成所などでバイオハザードが発生している。職員や研究員には防護服の着用が命じられたが、被害は抑えられず、結果的に職員達は全滅してしまった。
7月に入るとアークレイで遭難者が多発し、郊外の孤立した民家が10人ほどの徒党に襲われて一家全員が惨殺されるという猟奇事件が発生。この「人食い事件」の捜査は行き詰まり、さらに第二第三の人食い事件が発生。この事件を受けアークレイ山地は封鎖され、猟奇事件に対処できる唯一の部隊として、S.T.A.R.S.の介入が決定される。
23日、S.T.A.R.Sブラヴォーチームがアークレイ山中に投入され、ゾンビや犬型モンスターなどを確認し、黄道列車を発見するも、チームは壊滅状態に陥る。
24日、ブラヴォーチームが消息を絶ったことを受けて同じくアークレイ山中に投入されたクリス・レッドフィールドらS.T.A.R.S.隊員は、洋館を発見。洋館が既にゾンビやB.O.W.が徘徊する危険地帯となっていること、「T-ウィルス」という生物兵器とアンブレラの非人道的な実験など、恐ろしい事実を突き止めていく。なお、この洋館発見は、当時の隊長であるウェスカーの差し金であった。
隊員のブラッド・ヴィッカーズの操るヘリにクリス達生存者が救助された直後、洋館は自爆装置によって爆発、消滅した。
この事件における生存者は、パイロットのブラッドを除くとクリス・レッドフィールド、ジル・バレンタイン、バリー・バートン、レベッカ・チェンバース。これ以外の隊員は全て殉職し、S.T.A.R.S.は事実上壊滅してしまった。
洋館事件でのバイオハザードの原因
事件の約6年前、アンブレラ幹部養成所の所長だったジェイムズ・マーカスが、スペンサーとのアンブレラ内での権力抗争の末、スペンサーの命令を受けたウェスカー率いる部隊の襲撃を受けて殺害された。
T-ウィルス関連の研究はウィリアム・バーキンの手に引継がれ彼の手腕に委ねられたものの、マーカス所長は自らが研究していたT-ウィルスによって巨大化したヒルとして復活。復讐のためアンブレラ職員の乗る鉄道と洋館を汚染させた。
洋館事件後のS.T.A.R.S.隊員の動き
ブラッド以外のS.T.A.R.S.生存者達は洋館事件の報告を行うものの、アンブレラの息が掛かったブライアン署長はそれを一挙に揉消し、彼らによる調査を妨害した。
「G-ウィルス」の情報を掴んだクリス達はさらに詳細な調査を行うべく、ヨーロッパへ発つことを決心。8月下旬にクリス達はラクーンシティを離れ、9月上旬には連絡が途絶えている。
なお、ジルは調査を目的としてラクーンシティに引き続き残留したため、その後の事件に巻き込まれることとなる。
洋館事件の影響
洋館の炎上によって周辺の森に火災が発生。州兵や地元消防団の必死の消火活動も効果は薄く、広範囲の森が焼失した。
洋館でT-ウィルスとG-ウィルスの研究を行っていたウィリアム・バーキンとアネット・バーキンの夫妻は、S.T.A.R.S.の介入直前にアンブレラ製薬研究所へ研究資材と共に移動。このことで、下水道へ汚染物質が流出することとなる。

ラクーンシティでのバイオハザード(ラクーンシティ壊滅事件) 編集

バイオハザード以前
T-ウィルスによる汚染物質が下水道へ流出した影響により、8月中旬頃から街では奇怪な事件、化け物の目撃情報が相次いだ。ブライアンはこれと云った対策を取ることもなく、事態は悪化の一途を辿る。9月に入るとラクーン総合病院でT-ウィルス感染者が確認され始め、「人食い事件(警察文書内では暴動・略奪事件となっている)」が頻発するようになり、最終的には米軍によって戒厳令が敷かれて非常事態となる。
バイオハザードの原因
9月の20日 - 23日(詳しい日時は不明)、アンブレラの企業警察U.S.S.がG-ウィルス奪取のため、ウィリアム・バーキンを強襲。ウィリアムを銃撃して重傷を負わせ、G-ウィルスとT-ウィルスのカプセルが入ったケースを強奪する。瀕死のウィリアムは自らにG-ウィルスを投与して怪物化し、下水道に侵入した特殊部隊員を壊滅させる。その際に開いたケースから出たT-ウィルスのカプセルをウィリアムが破壊した結果、下水へT-ウィルスそのものが流出。これに感染したネズミが生活用水を媒介にT-ウィルスを街に蔓延させ、感染者を急増させることとなった。
バイオハザード発生
上記の事件により感染者が急増後、24日(推定)の昼にはラクーンスタジアム内でフットボールの試合中に観客の1人がゾンビ化してT-ウィルス感染者を更に拡げ、事態悪化を促進する結果となった。当時、市内ニュースで「暴動」として報じられたこの事件に対しては、警官50人が動員されている。
その夜、「暴徒」は本格的な増加を始め、R.P.D.はストリートの爆破や市民の避難などの対処を講じるも、狂乱したブライアンの行動によりR.P.D.内は大混乱となり、多大な犠牲者を出した。また、市民の脱出も同時に不可能となり、市は陸の孤島と化した。未明には市庁舎にて盗難事件が発生する等略奪行為も行われていた模様。
同時刻、報告を受けたアメリカの州軍が動員され、ラクーンシティ周囲を完全に隔離することが決定された。
なお、市の封鎖とT-ウィルス汚染(放射能汚染と表現された)はバイオハザード発生中、外部にも報道されていたことが『OB』で明かされている。

U.B.C.S.の投入・都市機関の壊滅 編集

R.P.D.の壊滅
26日、ゾンビの大群がR.P.D.を襲撃し多数の被害者を出す。その際、ブライアンによって通信機器が破壊されたため、外部との連絡が取れなくなってしまう。その後もゾンビとの戦闘や狂乱したブライアンにより、何人かの署員が殉職した。
27日、S.T.A.R.S.の後釜であるSWATを模した選抜警官隊はゾンビの掃討作戦を展開するが、あえなく全滅。そして29日には、署内で抵抗を続けていた3人の署員も死亡した。
その他の機関
ラクーン総合病院
事件発生後、ラクーン総合病院の医師達は負傷者達や感染者を助けるために奮戦していた。市内に現れたB.O.W.を捕獲し、T-ウィルスへの対抗策を研究。ワクチンを作り出す準備段階まで到達したが、この時点で感染は医師や職員らにも及んでいたため、間に合わず全滅してしまった。後にこのワクチンは、T-ウィルスに侵されたジルを救うべく病院を訪れたカルロス・オリヴェイラによって完成を迎え、彼女へ投与されることとなる。
消防署
市内の各地で発生した火災の沈静化と住人の救助のために奮闘していたが、多数の殉職者を出した。職員の内2人は、ヘリによって民間人と共に脱出している。
交通機関
交通機関はその機能を完全に停止し、路面電車、バスのほとんどは車両の大破などで不通。道路では崩落箇所や事故が相次ぎ、暴動者を抑えるためのバリケードなどによって車が正常に走れる状況ではなくなっていた。
地下鉄
他の交通機関同様不通状態だが、ギガバイトが地下鉄車両で避難していた住民たちを線路に張った繭で捕獲し中に閉じ込めた乗客を吸血、最終的にラクーンシティの地下鉄車両を全て漁り尽くした。
U.B.C.S.の投入
アンブレラは26日ごろ、非正規の私設部隊U.B.C.S.を4部隊200名をラクーンシティに投入。「市街地の掃討、市民(アンブレラ関係者を優先)の救助及び市外への避難」が目的とされた。しかし生存者は数えるほどであったばかりか、苛烈な状況下において逆にU.B.C.S.が壊滅する事態に陥った。また、U.B.C.S.の中には「監視員」と呼ばれる工作員が何人か含まれており、彼らは「U.B.C.S.の監視および戦闘データの回収」「実験体のデータ回収」「証拠物件の破壊」が主任務で、アンブレラがU.B.C.S.を投入したのは監視員の任務を達成するためであった。
ラクーンシティにはアメリカ軍特殊部隊も極秘裏に投入され(彼らの投入目的はG-ウィルスを手土産に亡命を図っていたウィリアム・バーキンの確保)、レールキャノン「パラケルススの魔剣」を対G生物用兵器として持ち込んだが、その動きを政界パイプを通じて事前に察知したアンブレラがタイラント5体を投入したことで、ゴミ処理場で戦闘となり相打ちとなった。
B.O.W.の投入
アンブレラは市内の混乱に乗じ、U.B.C.S.投入と同時期に実戦データ収集や妨害者抹殺のため、B.O.W.各種を町へ投入した。

政府による「滅菌作戦」 編集

9月下旬、大統領連邦議会は滅菌策「コードXX(ダブルエックス)」を議決し、発令に移した。
10月1日早朝、「コードXX」が決行され、戦略ミサイルによるラクーンシティの核攻撃を実行。“アロー”10発と“エンジェル”3発が使用され、ラクーンシティは地図上から消滅した。
この時点で、街に残っていた生存者は暴徒もろとも死亡している。
この事実はテレビやラジオで報道され、同時にアンブレラによる生物兵器製造や人体実験、ウイルス研究なども明るみに出る[4]

現在のラクーンシティ 編集

現在、ラクーンシティ跡地は先のミサイル攻撃によってクレーターが生じ、荒廃している。その上、放射能汚染が酷くラクーンシティ周囲一帯は立ち入り禁止となっており、街再建の目処は全く立っていない。アンブレラはその汚染状況を利用し、何らかの実験を継続している模様[5]。しかし、後にアンブレラが崩壊したため、前述の実験は中止となったことが窺える。

その後のアンブレラ 編集

「ラクーンシティ壊滅の原因はアンブレラによるもの」であることを一般に周知されぬように偽造工作を繰り返す一方、なおも生物兵器の実験を続け、研究所の事故や敵対組織の襲撃でバイオハザードを発生させるに到り、第二第三のラクーンシティを作っていくこととなる。
隆盛を誇ったアンブレラであったが、真実を知った事件生存者や反対組織の諸活動によって徐々に衰退。2003年には、再起のための研究開発が行われていた「テイロス計画」がクリスとジルに阻止されたことで、企業としては完全に瓦解。2004年までにアメリカ政府によって全面的な業務停止命令を受け、株価は大暴落。事実上、崩壊した。
しかしながら、アンブレラの復活を目論む者が少なからず存在している。

事件の生存者・犠牲者 編集

生存者
バイオハザード発生後、ラクーンシティからの脱出が確認された人物を以下に記す。
  • レオン・S・ケネディ(R.P.D.署員。研究所地下の電車で脱出)
  • クレア・レッドフィールド(大学生。クリスの実妹。レオンと共に脱出)
  • シェリー・バーキン(ウィリアム・バーキンの娘。レオン、クレアと共に脱出)
  • レベッカ・チェンバース(S.T.A.R.S.隊員。ただし、「洋館事件」以降は行方不明になっており、『2』で資料に名前のみが確認できる)
  • ジル・バレンタイン(S.T.A.R.S.隊員。バリー操縦のヘリでカルロスと共に脱出)
  • クリス・レッドフィールド(S.T.A.R.S.隊員、クレアの実兄。ラクーンシティ壊滅事件時には既にヨーロッパにいたため、関わっていない)
  • バリー・バートンと妻子(S.T.A.R.S.隊員。ジルやカルロスと共にヘリで脱出。妻子は既に脱出済み)
  • エイダ・ウォン(スパイ。『2』で死亡したように描かれていたが、『4』で生存が確実となった)
  • ニコライ・ジノビエフ(U.B.C.S.隊員/監視員。『3』での分岐によっては死亡するが、ラクーン事件後セルゲイとのやり取りの手紙が確認されている)
  • セルゲイ・ウラジミール(アンブレラ幹部。テイロス素体のU.M.F.-O13を回収し脱出)
  • カルロス・オリヴェイラ(U.B.C.S.隊員。ジルと共にヘリで脱出)
  • ハンク(U.S.S.隊員。『2』のミニゲーム「The 4th Surviver」の主人公。G-ウィルス奪取後にヘリで脱出)
  • ケビン・ライマン(R.P.D.署員。ヘリまたはトラックで脱出)
  • マーク・ウィルキンス、およびその妻子(警備会社社員。ヘリまたはトラックで脱出。妻子はエピローグにそれらしき人物が登場することから、生存が窺える)
  • ジョージ・ハミルトン(外科医。ヘリまたはトラックで脱出)
  • ジム・チャップマン(地下鉄職員。ヘリまたはトラックで脱出)
  • デビット・キング(配管工。ヘリまたはトラックで脱出)
  • アリッサ・アッシュクロフト(新聞記者。ヘリまたはトラックで脱出)
  • ヨーコ・スズキ(自称大学生だが、正体はアンブレラ研究員。ヘリまたはトラックで脱出)
  • シンディ・レノックス(ウェイトレス。ヘリまたはトラックで脱出)
  • ダニー(消防署員。ギルと民間人を乗せてヘリで脱出)
  • ギル(消防署員。上記と同じくダニーと脱出)
  • リンダ(アンブレラ研究員。ヘリまたはトラックで脱出)
  • ロドリゲス(U.S.S.第二分隊長。大尉。大型輸送ヘリで脱出)
  • マイケル・ウォーレン(ラクーン市長。事件発生直後真っ先に街から退避。その後、ラクーンシティを封鎖していた州軍に保護された)
上記のほか、相当数の市民が脱出している。
犠牲者
アンブレラ事件にてラクーンシティで死亡した人物を以下に記す。
ここでは氏名が判明しており、なおかつ死亡が確実とされた人物のみ記載する。括弧内は補足説明。
  • ロバート・ケンド(ケンド銃砲店店主。後にゾンビに襲われて死亡)
  • マービン・ブラナー(R.P.D.署員。ゾンビ化。『OB2』にて発症経緯が描写されている)
  • ベン・ベルトリッチ(新聞記者。G幼体に寄生される、もしくはG生物に爪で引き裂かれる)
  • エドワード (R.P.D.署員。錯乱した署長に心臓を撃ち抜かれて死亡)
  • デビッド・フォード (R.P.D.署員。9月28日午前2時30分、作戦会議室に侵入してきたゾンビとの戦闘で死亡)
  • ジョージ (R.P.D.署員。9月28日の宿直当番。 宿直室で死亡) 
  • メイヤー (R.P.D.署員。殺人課所属。 デビッドをかばい、ゾンビに襲われ死亡)
  • ブライアン・アイアンズ(R.P.D.署長。G幼体に寄生される、もしくはG生物に真っ二つにされる)
  • アネット・バーキン(アンブレラ研究員。死因はシナリオにより異なる)
  • ウィリアム・バーキン(アンブレラ研究員。G-ウイルスを自身に投与してクリーチャー「G」と化す)
  • ブラッド・ヴィッカーズ(S.T.A.R.S.隊員。ネメシスに殺害された後、ゾンビ化)
  • エンリコ・マリーニ(S.T.A.R.S.ブラボーチーム隊長。ウェスカーにより射殺)
  • ジョセフ・フロスト(S.T.A.R.S.隊員。ケルベロスに襲われて死亡)
  • ケネス・J・サリバン(S.T.A.R.S.隊員。ゾンビに襲われて死亡)
  • フォレスト・スパイヤー(S.T.A.R.S.隊員。クロウに襲われて死亡)
  • リチャード・エイケン(S.T.A.R.S.隊員。ヨーンの毒により衰弱死orヨーンまたはネプチューンに飲み込まれ死亡)
  • エドワード・デューイ(S.T.A.R.S.隊員。ゾンビ化)
  • ダリオ・ロッソ(ホテルアップル・インに宿泊していた男性。コンテナに立て籠もるも、恐怖に耐え切れず扉を開けた所をゾンビに襲われて死亡)
  • ルチア・ロッソ(ホテルアップル・インに宿泊していた女性、ダリオの娘。ダリオは通りで死んだと思っていたが、その時は生き延びダリオを捜索中、倉庫前でソンビに襲われ死亡)
  • ミハイル・ヴィクトール(U.B.C.S.のデルタ小隊長。ジル達を逃がすため、路面電車もろとも自爆)
  • タイレル・パトリック(U.B.C.S.隊員。爆死)
  • マーフィー・シーカー(U.B.C.S.隊員。ゾンビ化直前にニコライかカルロスによって射殺)
  • ボブ(警備員、マークの同僚。ゾンビ化の前に自殺またはゾンビ化)
  • ウィル(J'sBAR店員。勤務中にゾンビを客と勘違いして襲われ、死亡後にゾンビ化)
  • レイモンド(R.P.D.署員。市民を庇い、シザーテイルまたはゾンビに襲われて死亡)
  • エリック(R.P.D.署員。爆破作業中、ゾンビに襲われて死亡)
  • エリオット(R.P.D.署員。エリックの援護中、ゾンビに襲われて死亡)
  • モニカ(アンブレラ研究員。G幼体を持ち出そうとするも、胚を植え付けられた後に身体を食い破られて死亡)
  • ハルシュ(ラクーン総合病院医師。リーチマンに襲われてリーチマン化)
  • ロバート (ラクーン総合病院関係者。 死体がリーチマンにさらわれる)
  • レン(消防署員。ホテルアップル・イン内ボイラー室の爆発に巻き込まれて死亡)
  • チャーリー(上記と同じく、爆発に巻き込まれて死亡)
  • グレッグ・ミューラー(ラクーン大学教諭。元アンブレラ研究員。U.B.C.S.工作員により射殺)
  • ピーター・ジェンキンス(ラクーン大学教諭。死因不明。難易度によりゾンビ化)
  • ルーク(U.S.S.隊員。タナトスにより殺害)
  • トニー(R.P.D.所属の警察犬調教師。ゾンビ犬に襲われて死亡)
  • フレッド(R.P.D.署員。クロウに襲われて死亡)
  • アンディ(R.P.D.署員。ゾンビ化)
  • アーロン (R.P.D.署員。ゾンビに襲われて死亡。)
  • ジャン(R.P.D.署員。駅構内で衰弱死)
  • カーター(アンブレラ研究員。暴走したタイラントに襲われて死亡)
  • ケビン・ドゥーリー(R.P.D.署員。ヘリのパイロット。アークレイ山中でケルベロスに襲撃され死亡)
  • パトリック・レイズ (ラクーン動物園職員。ゾンビ化した園内の猛獣に襲われ衰弱死)
  • リッキー (ラクーンシティ地下鉄職員。勤務中にメガバイトに噛まれウイルスに感染し死亡)
上記以外にも事件の犠牲者は、10万人に達するとされている。

その他・豆知識 編集

ビッグE
ラクーンシティをホームタウンとしたアメリカンロックバンド。ラクーンシティでの人気は絶大で、知らない者はいないらしい。事件当時、一路ラクーンシティへ向かう最中だったために事件には遭遇せず、全員生存している。
ラクーンシャークス
ラクーンシティの有名フットボールチーム。9月24日(推定)にラクーンスタジアムで試合を行ったが、市外からも多数の観戦客が到来していたため、観客のゾンビ化による「暴動」の被害を拡大させることとなった。メンバーの安否は不明。
ハーブ
アークレイ地方に自生する固有種のハーブ。『OB』に登場する市民達が調合法を理解しているため、彼らにとっては生活の一部であることが窺える。ビリー・コーエンはラクーンシティ出身ではないため、調合が全く出来ないが、ラクーンシティ出身でないレオンやクレアがどこで調合を学んだかは謎。
栽培を趣味とする市民もおり、教本まで出版された上、使用料理「ハーブパイ」も考案された。ラクーンシティ消滅後もこのハーブを改良した物が、他の土地で栽培されている。
RC-radio
ラクーンシティのラジオ番組周波数は777kHz。「軽快な話題と音楽」を放送する。事件当時、DJは「最後の放送」と述べて放送を敢行。リスナー達に町の外へ逃げるように述べ、来るはずのない救助を信じていた。ラジオ放送局とDJブースは多数のゾンビ達に囲まれてしまった後も放送を続けていたが、やがてDJは恐怖に耐え切れず発狂した。
Cool Soda
ゲーム本編には直接関係ないが、R.P.D.内や市内の各所で広告が確認できる清涼飲料水。青を基調としたパッケージは「コカ・コーラ」に酷似している。
Zapata Beer
ゲーム本編には直接は関係ないが、『OB2』で市内ハイウェイ沿いのビルディング屋上のネオンサインで確認できる。
バイクのヘルメット
『DC』でクレアはバイクに乗っている際ヘルメットを被っていない(米国では州によっては任意)。

ラクーン壊滅事件に類似した事件 編集

ラクーン壊滅事件の影響で、世界各地でバイオハザードやバイオテロの危険が高まり、実際にそういった被害が以下の地域で発生している。
シーナ島
GS』に登場。ラクーンの次にバイオハザードが発生した。ヨーロッパに存在する孤島で、全域をアンブレラが所有していた。バイオハザードの発生原因は、内部告発を恐れた研究所司令官ビンセント・ゴールドマンがT-ウィルスをばら撒き、島全体の口封じを図ったため。生存者はアーク・トンプソン、ロット・クライン、リリィ・クライン。
スターライト号
GAIDEN』に登場した客船。乗客を乗せた同船が航行中に新型B.O.W.が侵入したため、船内へT-ウィルスが蔓延した。生存者はレオン・S・ケネディ、バリー・バートン、ルシア。
ロックフォート島
CV』に登場。シーナ島と同じく、アンブレラが所有している島。所在地は南米付近の太平洋[6]で、捕虜収容所や研究施設が存在していた。この島で研究されていたウィルス「T-Veronica」を入手するため、アルバート・ウェスカーが部隊を率いて島を攻撃。それによりウィルスが漏洩し、バイオハザードが発生した。生存者はクレア・レッドフィールド、スティーブ・バーンサイド、アルフレッド・アシュフォード、D.I.J.。
アンブレラ社南極基地
『CV』に登場。経緯は不明だが、こちらもロックフォート島のようにバイオハザードが発生。ロックフォート島からの生存者がここに集結したが、この内スティーブとアルフレッドが死亡。クレアと、彼女の救助にきたクリス・レッドフィールド、同じく基地に来たアルバート・ウェスカー、D.I.J.は生還。
スペンサーレイン号
GS4』に登場したアンブレラの豪華客船2002年9月に各国のVIPを乗せて太平洋上を航行中だったが、数日前にアンブレラ開発研究所パリ支部からT-ウィルスを奪取したモーフィアス率いるテロリストが同船をシージャックし、T-ウィルスを散布した。同船はしばらくオートパイロットで航行した後氷山に衝突し、爆発炎上して沈没した。生存者はブルース・マッギャヴァン、フォン・リン、ウイルスを自ら投与してT-レディ化したモーフィアス・デュバルだが、モーフィアスは同船脱出後に海底研究所のミサイルサイロにて死亡。
南米アムパロ
DC』に登場。「聖なる蛇たち」という麻薬組織が一大勢力を築いている地域で、リーダーのハヴィエ・ヒダルゴが元アンブレラ社の研究者と接触したという情報から、米国政府はレオン・S・ケネディとジャック・クラウザーの2人のエージェントを派遣。そしてそれを察知したハヴィエがB.O.W.を近隣に放ち、バイオハザードが発生。アムパロを流れる川の下流にあるミックスコアトル村は全滅した。関係者のうちレオン、クラウザー、ハヴィエの娘マヌエラの3名が生還したが、クラウザーは除隊になるほどの重傷を負い、マヌエラに関しても政府の監視が付けられた。
スペイン奥地[7]
4』の舞台となったスペインの奥地(ゲーム中では「ヨーロッパの片田舎」となっている)。正確な地名については不明だが、現地ではペセタが通貨として使用され、言語はスペイン語が使用されている。2004年に、この場所で活動している「ロス・イルミナドス教」という宗教の教祖オズムンド・サドラーが、かつて封印された寄生虫「プラーガ」を利用し、世界征服を計画していた。生存者はレオン・S・ケネディ、アシュリー・グラハム、エイダ・ウォン。
ハーバードヴィル
DG』に登場。ラクーンシティと同じく、アメリカ中西部に存在する工業都市。アンブレラ倒産後に力を付けた製薬企業ウィルファーマ社の研究所が存在する。地元住民には、ラクーンの二の舞を恐れてデモ活動を行う者もいた。2005年にウィルファーマ社主任研究員フレデリック・ダウニングが、T-ウィルスとワクチンをグランデ将軍に売るためのデモンストレーションとしてバイオテロを発生させたが、都市全体を巻き込んだ災害にはならず、空港と研究所だけで被害は抑えられた。生存者はレオン・S・ケネディ、クレア・レッドフィールド、アンジェラ・ミラー、ロン・デイビス、ラーニー・チャウラー、ロンの秘書、空港職員1名。後に、フレデリックはアンジェラに逮捕され、ロンは何者かによって暗殺されている。
キジュジュ自治区
5』に登場。アフリカ西部の某国に存在している。車は右ハンドルが使われている。当初バイオテロなどは想定されていなかったが、BSAAが現地に到着した2008年にバイオテロが発覚した。生存者はクリス・レッドフィールド、シェバ・アローマ、ジョッシュ・ストーン、ジル・バレンタイン。アルバート・ウェスカーについては生死不明[8]

映画版、及びそのノベライズにおけるラクーンシティ 編集

I』『II』においては主にラクーンシティが舞台となっているがゲーム製品版とは大きく異なっている。映画版のラクーンはゲーム版とは比較的、大規模な都市になっており、ロケはトロントで行われた。
また、市の地下には「ハイブ」と呼ばれるアンブレラの巨大な秘密研究所が存在し、入口は市郊外の「鏡の館」にある。
バイオハザード発生後アンブレラによって市が隔離されたが、発生の翌日アンブレラが独断で自社が保有する戦略ミサイルでラクーンシティ全域を滅菌するなど、ゲーム版とは異なって米政府がほとんど関与しておらず、アンブレラが証拠隠滅するという非現実的な設定になっている。さらに、滅菌を実行したにも関わらずラクーンシティを中心にT-ウィルスが全世界に拡散したと、『III』及び『IV』で語られている。
II』から、教会裏の墓場からゾンビが発生したことから、事件発生以前からウィルスが漏れていた事が分かる。(作品中のアンブレラ社のCMからT-ウィルスを使った「皺取りクリーム」を販売していた事等)

脚注 編集

テンプレート:脚注リスト

  1. ミシシッピー州デルタに存在する同名の町とは無関係。
  2. 『OB』「決意」でのアリッサのランダムセリフから分かる。
  3. 正式には「Jack's BAR」。「発生」シナリオの店内のネオンとメモから分かる。
  4. 映画版『II』ではアンブレラが滅菌消毒と証拠隠滅を兼ねて5ktの戦術核弾頭を搭載した巡航ミサイル1発を発射し、対外的には「原子力発電所のメルトダウン」ということにして真実を隠蔽した。
  5. 『OB』のエンディングを参照。
  6. 『DC』より。
  7. 『4』の「The another order」においてウェスカーが操作していたモニターで、ズームの際にスペインが捕捉されている。
  8. カプコンのプロデューサーは「死亡した」と公言している。

参考文献 編集

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