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5月13日

異様な臭気の漂うこの部屋・・・この蒸し暑さといい時折屋根を叩くスコールといい、かなり南にある場所だという事は察しがつく。

二段ベッドの下にいるボブという男が話の合う 奴だったのはせめてもの救いだ。


5月16日

ボブから信じられない話を聞いた。彼は、この施設のアルフレッドという所長の元側近で、些細なミスをしたために、ここへ放り込まれたというのだ。こんな所に居たら、奴に何をされるか分かったもんじゃない。


5月20日

突然、軍服を着た連中がやって来て、ボブをギロチン台の奥にある棟に連行していってしまった。 明日の夜中そっと抜け出し、ボブの様子を見に行こうと思う。 噂では、その不気味な棟に連行された者は二度とそこから出てこれず、その数日後、連行された人数分の黒い袋が運び出されるというのだ。 ボブは、一体どうなるのだろう。


5月21日

あんな所へ行くんじゃなかった。棟から聞こえてきたのは何者かの不気味な笑い声と、耳をつんざかんばかりのボブの悲鳴・・・ 気が付くと私はベッドの上で丸まり、体中に冷や汗を掻いていた。 やがて日が昇ったが、それでもなお私の体は震え続けていた。


5月27日

あの日以来、部屋の仲間が次々と連行されていき、残されたのは私ただ一人。次はきっと私の番だ。 私達は、アルフレッドの奴に弄ばれ、 殺されるだけの玩具に過ぎなかったのだ。 今日もろくに眠れぬまま日が昇った。また長い一日が始まる。

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